ダイエットに成功するたったひとつの方法は、食事をかならずだれかといっしょに食べるようにすること。

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はじめに

ダイエットというのはなかなか難しいものだと思っているひとがいるかもしれない。ダイエットを頑張ろうと思っても、ついつい小腹がすくとお菓子をつまみ、冷蔵庫を開けてジュースを飲み、コンビニでスイーツを買ってしまう。それがふつう。欲望に勝つのはとても難しい。

たしか池上彰の番組だったと思うけれど、外国の宗教をとりあげていた。そのなかでイスラム教だかヒンドゥー教だか忘れたけれど、なんか陽が昇ってから沈むまでのあいだ断食をするような宗教があるらしい。すごいなとおもった。それに豚肉や牛肉をたべないと決めて、彼らはそれを守り続けていて、そのストイックさにも驚いた。だってじゃあ明日から死ぬまで炭酸飲料禁止と言われてもそんなことぼくにはできない。けれど彼らはその宗教の決まり事をきちんと守り続けていた。この違いはなんだろうか。どうして彼らはそこまでストイックに我慢できるのだろう。自分で決めたことを継続できるのだろう。気になって調べた。だってその理由がわかれば、ダイエットだって楽勝になるとおもったから。その理由が知りたかった。

 

調べた内容の超簡単なまとめ

結論から言おう。ダイエットは意外と簡単かもしれない。方法は、必ず誰かと食事を摂るようにすること。そうすることでダイエットが成功する確率はぐんとあがるはずだ。その理由を説明していく。

(イスラム教徒だったかヒンドゥー教徒だったか忘れてしまったが)なぜ彼らはストイックに断食したり食事制限を我慢したりできるのか。その理由を一言でまとめるなら、そうすることで自分が特別な人間だと思えるからだそうだ。具体的な例を挙げると、イスラム教徒がぼくとランチを食べているとする。ぼくは豚肉をむしゃむしゃ食べるが、イスラム教徒は「わたしはイスラム教徒だから豚肉は食えない」と言い、ぼくはビールを飲むが、イスラム教徒は「わたしはイスラム教徒なので酒は飲めない」と言う。この瞬間、イスラム教徒の彼、あるいは彼女は自分が他のひととはちがう自分はイスラム教徒なのだと自分の特殊性を自覚するらしい。それがきっと快感なのだ。ふつうとは違う、自分は特別なのだという感覚。その優越感、あるいは恍惚感を得ることは、食事制限や禁酒を続けていくのに十分な動機を与える。

話の入りが宗教だったためにちょっと宗教臭い文章になっているので、宗教ではないたとえを出そう。たとえばこんな経験がないだろうか。

まだ学生だったころ、周りの生徒が教室ではしゃいでいるときに自分だけが勉強しているとすこしだけ優越感を味わったみたいな。逆でもいい。みんなが勉強しているときに自分だけ学校をずる休みして恍惚感を味わったみたいな。根本はどちらも同じで、「自分は他のひととは違う」という特殊性に酔っているだけなのだ。特別であることは気持ちのいいことだから。そして喧噪のなかの勉強も、みんなが勉強するなかのズル休みも、クセになっていく。たぶんこの特別であることを実感するという行為には依存性みたいなものがあるのだろう。だからイスラム教徒も死ぬまで豚肉と酒を我慢できる。そのストイックさによって自分の特殊性を自覚でき、それが気持ちいから。

 

結論

そして話はタイトルに戻る。ダイエットに成功するたったひとつの方法は、食事をかならずだれかといっしょに食べるようにすること。そうする理由は、周りのひとがむしゃむしゃご飯を食べているときに、自分だけ少しだけしかご飯を食べていないというその差、その周りの人との違いこそが、ダイエットをしているという自覚につながる。そしてそれは上でも述べたが、自分は今ダイエットをしていて、目の前でカロリーを気にせずむしゃむしゃご飯を食べているひととよりストイックな自分に酔うことができる。自分はダイエット中で、自分はストイックで、そんな自分は特別なのだと優越感と恍惚感を覚えることができる。これこそが大切なのだ。

自分ひとりで食事をしても、他人との違いを実感できないので、そこは優越感も恍惚感もなく、それではぜったいにダイエットは続かない。だからかならず誰かといっしょにご飯を食べるようにするのだ。自分がどれだけ頑張っているのか、それをふつうのひとと比べて、自分の頑張りをきちんと実感することで、明日も明後日も頑張ろうというモチベーションにつながるはずだ。

まあくれぐれも注意してほしいのは、上でも述べたように、この方法にはたぶん依存性がある。食事を我慢しているストイックな自分は特別なのだと思うことはいいのだが、その優越感に酔いすぎてしまって、ダイエットを辞めることができなくなることもおおいにあり得る。そこにだけ気を付けてほしい。薬も量を間違えれば毒になるように、なにごとにも加減が必要だ。

でもよいダイエットライフを。